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ノバテク、北極LNG2推進へ-三井物など参画、開発費2兆円強

  • 2023から25年の間のプロジェクト完了見込む
  • 仏トタルやCNOOC、物産とJOGMECの共同出資会社が参画

液化天然ガス(LNG)生産でロシア最大手のノバテクは、北極圏のギダン半島でガス田を開発し天然ガスの液化設備を建設する「アークティック(北極)LNG2」プロジェクトの実施を正式に決めた。同社は10年以内に10%の世界シェア獲得を目指している。

  ノバテクのレオニード・ミヘルソン最高経営責任者(CEO)とロシアのノバク・エネルギー相が5日、ウラジオストクで開かれている「東方経済フォーラム」で最終的な投資決定を発表した。プロジェクトの開発費は210億ドル(約2兆2400億円)と見積もっており、2023年から25年の間の完了を見込んでいる。

New Leader

Novatek's project has overtaken Gazprom's as Russia's biggest LNG producer

Source: Bloomberg Intelligence

  同プロジェクトにはフランスのトタル、中国石油天然気集団(CNPC)、中国海洋石油集団(CNOOC)のほか、三井物産と石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が共同出資するジャパン・アークティックLNGも参画。中国やインドを中心に途上国で伸びるLNG需要を開拓しようと目指している。

  世耕弘成経済産業相は5日のイベントで、コストに基づくとアークティックLNG2は日ロ関係史上最大のプロジェクトだと指摘した。

  ロシアの昨年の世界LNG市場シェアは8%。35年までに20%に拡大することを目指している。

原題:Novatek Greenlights $21 Billion Russian Arctic LNG 2 Plant (1)(抜粋)

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