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VIXはボラティリティーリスクを約40%過小評価-マクロ・リスク

  • VIXの今月の適正水準は25に近い-実際は18前後
  • 株価は企業利益に吹き付ける可能性のある逆風を反映していない恐れ

シカゴ・オプション取引所のボラティリティー指数(VIX)は、株式にとって激動の1カ月の後も、1年平均を約1ポイントしか上回っていない。マクロ・リスク・アドバイザーズの分析によれば、これは市場に誤った静けさのシグナルを送っている。

  VIXはオプション価格を基にS&P500種株価指数の30日間のインプライドボラティリティーを追跡する。現在は18前後だが、今月の適正な値は25に近いとマクロ・リスク・アドバイザーズのデリバティブ・クオンツ戦略ストラテジスト、マックスウェル・グリナコフ氏がリポートに記した。適正な水準ならば2012年以降の9月で最も高いことになるという。

  相場が荒れた8月の後にしてはインプライドボラティリティーが低いと指摘するアナリストやストラテジストは増えている。S&P500種の30日間のヒストリカルボラティリティーは8月に一時、2月以来の高水準に達していた。

  「米国の株価が、今後の企業利益に吹き付ける可能性のある経済的、政治的な逆風を反映していないのではないかと懸念している。過去データを基にした当社の検証結果は、短期的にはより低く、より不安定な株式リターンを明確に示唆している」と、グリナコフ氏は記述した。

MRA expects VIX at 24.8 for September

原題:VIX Underpricing Volatility Risk by Almost 40%, Macro Risk Says(抜粋)

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