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「あおり運転」でもBMW独り勝ち、ブランド健在-8月輸入車登録

  • BMWは前年同月比11%増、VW抜き2位に-競合は軒並み販売減
  • あおり運転の容疑者使用のX5を含む新車効果がマイナス影響上回る

8月の輸入車新規登録台数は、独BMWが前年同月比11%の大幅な増加となった。常磐自動車道でのあおり運転殴打事件で容疑者がBMW車を運転していたことでブランド価値の低下が懸念されたが、新車効果などが上回った。

Inside Automobility LA Ahead Of The Los Angeles Auto Show

BMWの「X5」(昨年11月、ロサンゼルス)

Photographer: Dania Maxwell/Bloomberg

  日本自動車輸入組合が5日発表した資料によると、BMWの8月の販売台数は3657台。12%減だった独フォルクスワーゲン(VW)を抜いて2カ月ぶりに2位となった。首位の独メルセデスは9.5%減、VW傘下のアウディも3.2%減だった。

  日本自動車販売協会連合会が先に発表していた同月の国内メーカーの新車(乗用車)販売は消費増税を10月に控えているにも関わらず前年同月0.8%増にとどまり、新車市場はほぼBMWの一人勝ちとなった。

  BMWを巡っては、茨城県の常磐自動道で同社のSUV「X5」であおり運転をしていた男が後続の車を停車させ、運転手の男性を殴る動画がインターネットやテレビニュースなどで拡散。時事通信によると、警察が8月18日に傷害容疑で住所、職業不詳の宮崎文夫容疑者(43)を逮捕していた。

  自動車調査会社、カノラマの宮尾健アナリストはあおり運転のような事件が広く報道されると、通常はブランドイメージは大きく下がると指摘。その上で事件で使われたX5も含めて主力の3シリーズや1シリーズなど新車の評価が高く、「事件のネガティブな影響を新車のプラス効果が上回った」と話した。

  BMWジャパンの広報担当者からはコメントを得られなかった。

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