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中国、預金準備率の追加引き下げ示唆-景気支援で9月にも実施か

  • 国務院が預金準備率の「適時」活用求める-中銀は要求に応じる傾向
  • 地方政府の特別債発行加速も呼び掛け-インフラ投資てこ入れ

中国国務院は4日、市中銀行から強制的に預金の一定割合を預かる預金準備率の引き下げが近く行われることを示唆した。減速する国内経済に資金を新たに供給することが狙いだ。

  李克強首相が主宰した会議後の声明によると、国務院は景気支援に向けて広範ならびに対象を絞った預金準備率引き下げなどの手段の「適時」活用を求めた。

  中国人民銀行(中央銀行)は通常、国務院のこうした要求に応じる。預金準備率が前回、幅広く引き下げられたのは1月だったが、国務院会議は昨年12月に似たような発表をしていた。

China's cabinet indicates further reduction in required reserves coming

  中国民生銀行の温彬研究員(北京在勤)は「9月に預金準備率および対象を絞った預金準備率の引き下げが実施される公算が非常に大きい」と指摘。「世界経済が減速し、国内消費と投資が逆風に見舞われる中、景気支援を金融面で効果的に行うため預金準備率の十分な下げが必要だ」とコメントした。

  国務院は預金準備率引き下げに加え、地方政府による特別債発行の加速も呼び掛けた。同債券はインフラ投資の資金に充てられることが多く、複雑な対外環境で生じる下押し圧力に直面する中国経済を下支えすることになると声明は説明した。

原題:China Signals Further Bank Reserve Cut to Aid Economy Is Coming(抜粋)

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