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Photographer: Yuriko Nakao

日本株は大幅高、米中協議再開と世界の政治不安後退-全業種高い

更新日時
  • 米中は10月前半にワシントンで貿易協議-中国商務省
  • 香港は逃亡犯条例案を正式に撤回、英下院はEU離脱延期法案可決
The logo of Japan Exchange Group Inc. (JPX), the operator of the Tokyo Stock Exchange (TSE), is displayed on an electric board, seen through glass panels reflecting market indices, at the bourse in Tokyo, Japan, on Thursday, Dec. 17, 2015.
Photographer: Yuriko Nakao

5日の東京株式相場は大幅に上昇し、日経平均株価は1カ月ぶりに2万1000円台を回復した。香港や英国などで政治を巡る緊張が緩和した上、米中貿易協議も再開が決まりリスク選好ムードが広がった。電機や機械といった輸出関連、海運や素材など景気敏感業種を中心に東証1部33業種は全て高い。

  • TOPIXの終値は前日比27.65ポイント(1.8%)高の1534.46、上昇率は7月19日以来の大きさ
  • 日経平均株価は同436円80銭(2.1%)高の2万1085円94銭、7月1日以来の上昇率
    • 2万1000円台は8月2日以来

<きょうのポイント>

Tokyo Stock Exchange As Asian Stocks Rebound After Korean Fears Abate

東証内

  三菱UFJ国際投信戦略運用部の石金淳チーフストラテジストは、米中貿易協議は「決裂気味だったところから再開されることになり、何らかの合意に向けて交渉が前進するとの期待が高まっている」と話した。米国の対中関税第4弾のうち発動を12月に延期したノートパソコンなど一部について、再延期の可能性もあると同氏はみる。

  米国株高を引き継ぐ形で上昇で取引を開始。野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは、「香港や英国の政治不安が落ち着き、行き過ぎたリスク回避が修正される」と話していた。

  午前半ばに米中協議再開が伝わった後は一段高。日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長は、今回の上昇を機に日経平均の下値水準はこれまでの2万円から2万500円あたりに切り上がったとしつつ、「米中協議の進展が確認されるまで上値は重い」とみていた。

5日は大幅に上昇
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