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日経平均銘柄の定期入れ替え、採用候補に思惑買い-任天堂株など上昇

  • 昨年は9月5日発表、新規採用の候補にカカクコムやZOZOなど
  • 任天堂は値がさ株で指数にゆがみを与えるため選ばれにくいとの声も

日経平均株価を構成する銘柄の定期入れ替えの発表が近づき、採用候補銘柄の一角が上げている。

  4日の東京株式市場で、SMBC日興証券とみずほ証券が新規採用の候補に挙げた任天堂の株価が一時3.1%高の4万1770円まで上昇。4日続伸して約1カ月ぶりの高値を付けた。野村証券とSMBC日興が取り上げたカカクコムは一時2.8%高の2635円に上げた。

■日経平均銘柄の定期入れ替えで証券各社が予想する採用候補銘柄

銘柄入れ替え予想リポート配信日採用候補銘柄
みずほ証券 (7月16日)エムスリー、ZOZO、ゆうちょ銀、JAL、任天堂
大和証券 (7月1日)ZOZO、ビックカメラ
SMBC日興証券 (6月26日)カカクコム、任天堂、ZOZO
野村証券(8月16日)エムスリー、ZOZO、 カカクコム

  カブドットコム証券の河合達憲投資ストラテジストは、日経平均の定期入れ替え銘柄の公表を前に、採用候補として挙げられる任天堂に期待した買いが向かっているとみる。新規採用銘柄には株価指数との連動を目指すパッシブ運用ファンドなどの資金が入るため、候補銘柄には先回りの思惑買いが集まりやすい。

  河合氏は、同時に機関投資家が上期業績を意識する中で時価総額の大きな主力株は個別の需給材料をきっかけに動きが大きくなりやすく、年初来高値に近づく任天堂株はゲーム事業の利益成長面でも注目されていると指摘した。

任天堂やカカクコムに日経平均銘柄の採用期待

  マネックス証券の広木隆チーフ・ストラテジストは任天堂について、定期入れ替え発表があるたびに採用期待が高まるものの、指数のゆがみを与えやすい値がさ株というマイナス面が強く、採用されにくいと指摘。流動性が低い東京ドームが除外候補として有力であることから消費セクター内で銘柄を補うことになり、その中で最も採用されやすいのはZOZOとみる。

  日本経済新聞社は前回の定期入れ替えを2018年9月5日に発表していた。

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