コンテンツにスキップする
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

ビットコインの取引レンジ縮小、上抜けなら強気シグナル点灯か

  • 50日移動平均線を上抜けすれば今後の一段高を示唆も
  • 先週に不可解な急落を演じた仮想通貨は回復基調に
A collection of bitcoin tokens stand in front of an illustration of binary code in this arranged photograph in London, U.K., on Wednesday, Jan. 4, 2017. The electronic coin that trades and is regulated like oil and gold surged 79 percent since the start of 2016 to $778, its highest level since early 2014.
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

仮想通貨ビットコインの今週の1万ドル台回復で、一部アナリストが使うテクニカル指標にポジティブなシグナルが点滅し始めた。

  規模最大のデジタル通貨であるビットコインは、50日と100日の移動平均線に挟まれた狭いレンジで取引されており、50日移動平均線は上値抵抗線となっている。1万714ドル付近にあるその節目を上抜けすれば、今後の一段高を示唆する可能性がある。

Key technicals levels signal bullish trend

  仮想通貨は先週、明白な材料なく急落し、投資家や投機家の間で突然の下げの原因を巡る臆測が飛び交った。ビットコインは8月28日に7月以来初めて1万ドルを割り込んだ。

  週末には価格が回復し、8月30日以降に11%上昇。ライトコインやイーサなどの競合する仮想通貨もそれぞれ5%以上値上がりした。今月3日にはバンエック・セキュリティーズとソリッドXマネジメントが上場投資信託(ETF)に類似したビットコイン関連商品を適格機関投資家向けに発行する計画を発表するなど朗報もあった。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、マイク・マクグローン氏は「機関投資家が関心を持っていることを示すあらゆる兆候があり、これもそうしたトレンドの一部に見える」と指摘。「上昇が続く可能性はあり、十分な理由がある」と述べ、アルゼンチンが外貨準備減少とペソ安に歯止めを掛けるため資本規制を導入するというニュースも背景にあるかもしれないと付け加えた。

原題:Bitcoin’s Narrowing Trading Range Seen Suggesting a Push Higher(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE