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「合意なき離脱」確率が最も高いとEU交渉担当者-大使級会合で報告

  • 英首相に信頼できるアイデアがある様子はないと次席交渉官
  • EUは離脱協定案と両立可能な「具体的な提案」を待っている
Boris Johnson speaks outside number 10 Downing Street on Sept. 2.

Boris Johnson speaks outside number 10 Downing Street on Sept. 2.

Photographer:
Boris Johnson speaks outside number 10 Downing Street on Sept. 2.
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欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会で英国との離脱交渉を担当する当局者らは、EUが受け入れ可能な離脱案の変更をジョンソン英首相が提案することは決してないと考え、「合意なき離脱」となる可能性が最も高いと判断している。

  ブリュッセルで3日開かれたEUの大使級会合に出席した複数の当局者によれば、欧州委の交渉担当者らは、離脱協定案で最大の懸案となっているアイルランド国境の「バックストップ」条項の代替案を巡り、ジョンソン政権が信頼に足るアイデアを用意している証拠は見当たらないと会合で報告したという。

  当局者3人によれば、EUの次席交渉官は大使級会合で、欧州委がジョンソン氏の首相就任後に行った英政府とのいかなる接触でも、離脱案をどのように変更するかについて、同氏に信頼できるアイデアがある様子はうかがえないと述べた。

  ジョンソン首相のチームでEU離脱交渉を担当するデービッド・フロスト氏は、4日午後にブリュッセルでEU側と協議する。欧州委の報道官は3日、プロセスはこれまでのところ前進しており、EUとしては「離脱協定案と両立可能な具体的な提案」を待っているところだと説明した。

原題:EU Fears Johnson Won’t Come Up With Credible Brexit Solutions(抜粋)

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