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Photographer: Maurice Tsai

半導体の低迷まだこれから、7月の業界データ示唆-アナリスト分析

  • 需要の弱さ、「ほぼ至るところに見られる」-モルガンS
  • 業界全体の販売、7月に前年同月比で約15%減-6月と5月も減少
A silicon wafer made by Taiwan Semiconductor Manufacturing Co. ( TSMC) is arranged for a photograph at the company's headquarters in Hsinchu, Taiwan, on Wednesday, Jan. 16, 2013.
Photographer: Maurice Tsai

半導体企業は弱い需要と高い在庫水準に悩まされる状況が続くと、最新の業界販売データを基にアナリストらが指摘した。

  米半導体工業会(SIA)の月次販売データによれば、業界全体の半導体販売は7月に前年同月比で約15%減少したと、証券各社が指摘。6月は17%、5月は15%それぞれ減少していた。

  「半導体の深刻な低迷が続いている」ことをデータは示唆していると、野村傘下インスティネットのアナリスト、デービッド・ウォン氏は指摘。「この6週間、複数の半導体企業が控えめなガイダンスを出したが、このリポートはそれと整合する。ガイダンスは多くの半導体エンドマーケットを見通す上で幅広い指標になると、当社は考えている」と説明した。

  シティグループとモルガン・スタンレーも、今回のデータは両社それぞれの7月予想を下回ったと指摘。シティは通期の業界全体の半導体販売見通しを4099億ドル(約43兆5000億円)とし、従来予想の4107億ドルから引き下げた。

  モルガン・スタンレーは7月が低調だった理由として、メモリーチップ販売の「急激な反転」を挙げ、「ロジック半導体の強さを帳消しにするだけにとどまらなかった」と記した。アナリストのジョセフ・ムーア氏は顧客向けリポートで、「最終需要の弱さがほぼ至るところに見られることを踏まえると、半導体の弱さは広がり続けている」と分析した。

The latest data pointed to ongoing demand issues

原題:Chip Analysts Say July Sales Data Show Downturn Isn’t Over(抜粋)

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