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きょうの国内市況(9月4日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX小反落、米景気や米中摩擦懸念-輸出や鉄鋼安く医薬品高い

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  東京株式市場ではTOPIXが小幅に反落。米中の貿易摩擦が続く中、米国の製造業指標が活動縮小を示し世界的な景気減速が警戒された。輸送用機器や機械など輸出関連、鉄鋼など素材関連が安い。

  • TOPIXの終値は前日比3.98ポイント(0.3%)安の1506.81
  • 日経平均株価は同23円98銭(0.1%)高の2万0649円14銭と続伸

  みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリストは、「中国との貿易摩擦で米国の景気減速が強まっており、世界経済に悪影響を与える可能性がある」と話した。今後発表される経済指標も悪化する可能性があり、「週末公表の米雇用統計を確認したいとして様子見が続く」と述べた。

  株価指数は小幅安で取引を開始。その後は中国株や米株先物の上昇などを背景に下げ幅を縮め、日経平均はプラス圏に浮上した。東証1部の売買代金は1兆5932億円と3日連続で2兆円割れ。

  • 東証1部33業種は化学、輸送用機器、機械など輸出関連のほか、鉄鋼、建設、石油・石炭製品が下落率上位
  • 海運、医薬品、精密機器、小売は上昇

●債券上昇、景気懸念受けた米債高でー長期金利の過去最低接近に警戒も

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  債券相場は上昇。前日の米債相場が上昇した流れを引き継ぎ、買いが先行した。長期金利は過去最低のマイナス0.30%に接近し、超長期債利回りが約3年ぶりの低水準を更新した後は高値警戒感から相場の上値が重くなった。

  • 新発10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.29%。マイナス0.295%と、2016年7月以来の低水準で取引を始めた後、一時マイナス0.28%まで戻した
  • 新発20年債利回りは一時0.015%、新発30年債利回りは0.095%と、いずれも16年7月以来の低水準を付けた後、低下幅を縮小
  • 長期国債先物9月物の終値は6銭高の155円28銭。一時155円38銭と中心限月ベースの最高値(155円40銭)に接近した後、伸び悩み

みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト

  • 海外発の金利低下圧力が続いており、円金利も急速な反発は見込みづらい。20年債はゼロ%に向けて金利低下の足が遅くなっているが、一段の低下リスクは念頭に置く必要
  • 中間期末に向けてデュレーションを伸ばしたい需要があり、ゼロ%に近い20年債や利回り水準がほぼ同じで流動性が低い40年債に比べて、明日入札の30年債は選好されやすい面もある
  • 10年債は過去最低のマイナス0.30%に接近する過程で、日銀が先週末にオペを減額して金利低下を抑制する意思表示をしており、これ以上買い進むのも厳しかった

●ドル・円上昇、日銀審議委員発言や香港情勢巡る報道で-106円台前半

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  東京為替市場のドル・円相場は上昇。日本銀行の片岡剛士審議委員が先制的な政策対応に言及したことが支えとなった上、日本時間夕方には「逃亡犯条例」改正案を正式に撤回するという香港情勢を巡る一部報道を受け上値を伸ばす場面が見られた。豪ドルは国内総生産(GDP)が予想通りの伸びとなったことを受けて上昇した。

ハイライト
  • ドル・円は午後4時2分現在、前日比0.2%高の1ドル=106円18銭。105円83銭まで売りが先行したものの、香港関連の報道後に106円24銭まで上昇
  • 豪ドル・ドル相場は0.2%高の1豪ドル=0.6773ドル。オフショア人民元相場は0.2%安の1ドル=7.1643元

市場関係者の見方

NBCフィナンシャル・マーケッツ・アジアのデービッド・ルー氏(香港在勤)

  • ドル・円は片岡日銀審議委員による先回りの緩和を主張する発言に対してAI(人工知能)が反応して上昇。さらに予想通りの豪GDPを受けた豪ドル・円の上昇も流れを後押し

あおぞら銀行の諸我晃総合資金部部長

  • 上海株も戻しており、香港のニュースに反応している可能性。全般的に金利が上昇、中国のPMIが予想比良好で、日中から人民元など新興国通貨買いの流れになっていた
  • リスクオンでドル・円も戻し傾向になっていたところで、香港の報道もリスクオフ要因のはく落となったと思う
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