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NZ中銀のマイナス金利政策、可能性低い-ロバートソン財務相

  • マイナス金利というのは「全く未知のテリトリー」
  • ブルームバーグテレビジョンのインタビューに答えた

ニュージーランド(NZ)のロバートソン財務相は3日、成長回復を図る政策当局の取り組みに減速しつつある国内経済が反応する公算が大きく、ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が非伝統的な政策手段に訴える必要性が生じる可能性は低いとの認識を示した。

  同相はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「ニュージーランドには金融政策という点でまだもう少し行動余地がある」と述べた上で、財政政策と共に「すでになされた金融施策に経済が反応するというのが私の考えだ」と説明。マイナス金利というのは「全く未知のテリトリー」だと付け加えた。

Negative Rates Not Likely for New Zealand, Finance Minister Grant Robertson Says

ロバートソン財務相(9月3日)

写真家:マーク・クーテ/ブルームバーグ

  企業景況感の低迷と貿易を巡る世界的な緊張の中で、NZの経済見通しに対する懸念が浮上。NZ中銀は8月、政策金利を過去最低の1%に引き下げた。NZの1-3月(第1四半期)国内総生産(GDP)は前年同期比2.5%増だったが、今年のGDP成長率は2%まで低下するとエコノミストらは予想している。

  政策金利が年内に0.75%に引き下げられる高めの確率を市場は織り込んでおり、アナリストらは非伝統的な金融政策のリスクに身構えている。NZ中銀はこれまでマイナス金利や量的緩和といった政策に踏み込んだことはない。

  ロバートソン財務相はこの点で「注視を続ける」と述べ、「現時点でそうした状況に至るとはみていない」と言明した。

原題:Negative Rates Not Likely for New Zealand, Finance Minister Says(抜粋)

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