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債券上昇か、米中貿易交渉の難航観測でー10年入札は無難消化との見方

債券相場は上昇が予想されている。米中の貿易問題を巡る協議に対する不透明感からリスク回避の動きが強まっていることに加えて、この日に実施される10年債入札を無難に消化できるとの見方が出ていることも相場を支える見通し。

長期国債先物(9月物)155円10銭台~155円20銭台か(前日155円16銭)
新発10年物国債(354回債)利回りマイナス0.285%~マイナス0.27%程度か(前日マイナス0.27%)

  先物夜間取引で9月物は、取引後半からじり高となり、結局は前日の日中終値比5銭高の155円21銭で引けた。

市場関係者の見方

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • きょうは円債先物の夜間取引が上昇した流れを受けて小高くスタートした後、10年債入札で一定の需要を確認し、底堅さを増す展開か
  • 日中の注目材料は10年債入札。過去最低の平均落札利回りマイナス0.243%を下回る水準での落札になる公算だが、それでも消化不安はないだろう
  • 米中対立や英国の総選挙観測などの不透明感や日銀による国債買い入れオペ減額の影響が限られることから、入札でも相応の需要が集まると予想
  • 先物中心限月の予想レンジは155円10銭~155円25銭程度


10年債入札

  • 355回債のリオープン発行、発行予定額は2兆1000億円程度
  • 前日の入札前取引はマイナス0.275%程度
  • 備考:過去の10年債入札の結果一覧

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