ドイツ銀ゼービングCEO、月間手取り給与の15%を自社株に投資
Nicholas Comfort、Steven Aronsドイツ銀行のクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は、自社株に投資するとの約束を実行に移している。
ドイツ銀行が公表した文書によると、ゼービングCEOは月間の給与手取り額の15%を自社株の購入に充てる方針で、まず8月30日に2万2144ユーロ(約258万円)投資した。ドイツ企業では賞与の一部として幹部社員に自社株が付与されることが少なくないが、ゼービングCEOの購入規模は標準的な慣行を超えている。

ゼービングCEOの自社株購入は2022年末まで続き、その後は同CEOがドイツ銀取締役会のメンバーにとどまるかどうかに左右されると、同行は発表した。
ドイツ銀の年次報告書によると、ゼービングCEOは税引き前の固定給が年340万ユーロ、さらに個人と会社のパフォーマンスにより決定される賞与が支払われる。直近の報告書では、今年2月15日時点で同CEOはドイツ銀株を7万3237株保有していることが明らかになっていた。
原題:Deutsche Bank CEO Investing 15% of Monthly Pay in Bet on Shares(抜粋)
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