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米中、次回協議への道筋は不透明-環境整備を優先すべきだと中国

  • 米政権は「チャイナ・バッシング」を考え直すべき時-C・デーリー
  • 2日の国営メディアは貿易戦争への論説がほとんどない

トランプ米大統領が対中貿易戦争で仕掛けた新たな攻撃に対し、中国は正面からぶつかろうとしていない。行き詰まり打開の道筋が見えない中で、経済混乱を乗り切りつつ米国側の出方を待つ構えのようだ。

  トランプ政権は約1100億ドル(約11兆7000億円)相当の中国製品に対する関税を1日に発動。中国国務院は同日遅く、必要に応じ経済支援を強化すると表明した。

  中国当局はワシントンで今月予定されている対面交渉を実際に行うかどうかについて意図を明確には示していない。この交渉は直近の関税合戦激化前に計画されていた。2日の国営メディアでは貿易戦争に関する論説はほとんどなく、中国が姿勢を変えたという証拠はない。

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  中国国営の英字紙チャイナ・デーリーは1日に配信した社説で、「米政権は思慮のないチャイナ・バッシングの動きについて考え直すべき時だ。貿易合意に至るよう取り組む方が、より実り多いアプローチだ」と論じた。

  中国外務省の耿爽報道官は2日、北京での定例記者会見で、米国による新たな制裁関税が今後の交渉予定に影響するのかとの質問に対し、米中両国は貿易協議の継続に向けた良好な環境整備を優先事項とすべきだと述べた。

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原題:China Downplays Latest Trump Tariffs With Path to Talks Unclear(抜粋)
China Says Creating Conditions for U.S. Talks Should Be Focus

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