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サウジ、エネルギー産業鉱物資源省分割-石油政策に重点絞り込み

  • ファリハ氏はエネルギー政策に専念、産業鉱物資源分野は手放す
  • 省庁再編がサウジの石油政策を変えることはない-ベル氏

サウジアラビアは原油取引が損益分岐点を下回る中、エネルギー産業鉱物資源省を2分割し、エネルギー政策を最優先課題に据える。同省を2016年以降統括してきたファリハ氏は今後、エネルギー相として市場のバランス調整により多くの時間を費やす。

  サウジは8月30日に発表した多数の国王令の中で今回の省庁再編を明らかにした。ファリハ氏はエネルギー政策に関する職責を維持する一方、産業と鉱物資源分野の役割は手放す。

Oil production cuts have helped, but Saudis need higher prices

  ファリハ・エネルギー相はここ3年にわたり、石油輸出国機構(OPEC)外交の前面に立ち、台頭する米国産シェールオイルに対抗するOPECの取り組みを主導してきた。エミレーツNBD銀行PJSCの商品アナリスト、エドワード・ベル氏は、今回の省庁再編がサウジの石油政策を変えることはなく、同国は原油市場のバランス調整と価格押し上げに向けた生産抑制に引き続き重点を置くと予想する。

  ベル氏は米中貿易戦争や世界経済に対する悪影響への対応に苦慮する産油国にとって「向こう数カ月は試練の時だ。供給面は管理できるが、価格を今支配しているのは需要の弱さや、そうした認識だ」と指摘した。

原題:Saudis Sharpen Oil Policy Focus With Energy Ministry Reshuffle(抜粋)

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