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ドイツ州議会選、CDUと社民党が勝利の見通し-極右政党抑える

更新日時
  • ブランデンブルク州とザクセン州で1日に州議会選挙実施
  • 両州で連立与党がAfDをリード-ARDとZDFの結果予測

ドイツのブランデンブルク州とザクセン州で1日実施された州議会選挙では、メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)と、連立を組むドイツ社会民主党(SPD)が極右のポピュリスト政党の勢いを抑えた。両州ともかつては、旧東ドイツに属した地域。

  独公共放送のARDとZDFの最新の結果予測によれば、ブランデンブルク州ではユーロに懐疑的で反移民を掲げる極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の得票率がSPDを2-3ポイント下回った。また隣接するザクセン州では、CDUがより大きな差でAfDをリードした。

Battle for Brandenburg

The AfD fell short of its goal to overtake the Social Democrats

Source: Wahlrecht.de, state broadcaster ARD

  両州で辛うじて勝利の見通しとなったことで、1年5カ月前に誕生した連立政権がより深刻な政治危機に陥る事態はひとまず免れたかもしれない。ただ、ドイツがリセッション(景気後退)の瀬戸際にある中で、2013年より前には存在しなかった極右政党からの激しい追い上げが2大政党への警鐘となっている。

Saxony Shift

Merkel's CDU held on as the strongest party despite AfD's surge

Source: Wahlrecht.de, state broadcaster ARD

  連立内の内紛に加え、今回の選挙結果がSDPをいずれ政権から離脱する方向にさらに押しやった可能性がある。

  ロンドンを拠点とするコンサルティング会社テネオ・インテリジェンスのアナリスト、カーステン・ニッケル氏は「CDUがメルケル後の構想を欠く中、SPDがじわじわと衰退し続けていることは否定できない」と指摘した。

原題:Merkel Catches a Break as Coalition Parties Win in State Votes、Merkel Coalition Catches a Break as It Stems Populist Advance(抜粋)

(3段落目以降を追加して更新します.)
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