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米政府、イランタンカーを制裁対象に-シリアに向かっているとの情報

  • シリアへの原油輸送の疑いで7月に拿捕され、その後解放されていた
  • イランのザリフ外相を「信用したのは大きな間違い」-ポンペオ長官

米財務省は30日、シリアに原油を輸送していた疑いで英海兵隊などに先月拿捕(だほ)され、その後解放されたイランのタンカーを制裁対象に加えたと発表した。

  マンデルカー財務次官(テロ・金融犯罪担当)は発表資料で、こうした船舶がイランの革命防衛隊の精鋭部隊による大量の石油輸送を可能にし、テロ活動などの資金確保につながっていると指摘した。タンカーの船長も制裁対象となった。

  ポンペオ米国務長官は同日遅く、同タンカーがシリアのタルトゥスに向かっているとの信頼できる情報を政府が入手したとツイート。シリアには向かわないと英国に約束したとされるイランのザリフ外相について、「信用したのは大きな間違いだ。行き先が変更されると期待する」と記した。

  「グレース1」から「エイドリアン・ダリヤ1」に船名を変更した同タンカーについて、米司法省は今月16日、連邦地裁が差し押さえ令状を出したことを明らかにしていた。

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  トルコのチャブシオール外相は「イランのタンカーはレバノンに向かっている」とオスロで記者団に発言。一方、レバノン当局は、入港許可の申請を受けていないとしている。

原題:
U.S. Sanctions World’s Most-Watched Tanker as It Seeks a Port(抜粋)

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