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中国経済が8月に一段と減速、国内低迷や貿易摩擦響く-先行指標示唆

  • セールスマネジャーの景況感が約6年ぶり低水準-輸出指標も低調
  • 人民銀への金融緩和圧力は高まりつつある-曲天石氏

中国経済は8月に一段と減速した。国内景気の低迷や対米貿易摩擦の激化、世界貿易の悪化が重なり、先行きの見通しに影を落としている。

  ブルームバーグ・エコノミクスは金融市場や企業に関する先行指標をまとめ、独自に指標を作成している。セールスマネジャーの景況感が約6年ぶりの低水準に悪化したほか、本土株は下落。中国輸出の先行指標も低調が続いた。ただ、中小企業景況感は5カ月ぶりに改善し、これまでの景気対策による効果が表れつつある可能性を示唆した。

Prolonged Weakness

  米国との貿易対立が激しくなり、人民元安も進行して1ドル=7元台を付ける中、中国当局は借り入れコスト抑制や新たな消費喚起策など、景気支援のため的を絞った措置を強化している。

  国家統計局は8月の製造業購買担当者指数(PMI)を31日に発表する。7月の工業生産の伸びは低調で、エコノミストは引き続き製造業PMIが節目の50を下回ると見込んでいる。

  ブルームバーグ・エコノミクスの曲天石氏(香港在勤)はリポートで、「中国人民銀行(中央銀行)に対する金融緩和圧力は高まりつつある」と分析。工業生産と失業率が緩和の必要性が高いことを示唆するレンジに入ったと指摘した上で、生産者物価が下落に転じたことも支援策の強化が求められていることを示していると記述した。

原題:China’s Slowdown Deepens in August, Early Indicators Show(抜粋)

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