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米ジャンク債投資家、ダブルB級に「潜伏」-リスク抑えて利回り稼ぐ

  • 信用サイクルの変化を巡る懸念が投資家をリスク軽減に駆り立てる
  • 利回り低下で投資適格債の買い手が高利回り債市場に流れ込む

米ジャンク債投資家は、米国企業の高利回り債市場の最も安全な部分に集まっている。おかげで「BB」級社債の利回りは約2年ぶり低水準となった。

  BB級の社債の平均利回りは26日時点で4.05%と、2017年10月以来で最も低い。JOハンブロ・キャピタル・マネジメントのシニアファンドマネージャー兼クレジット責任者のレール・トプクオグル氏は、信用サイクルの変化を巡る懸念の高まりが、トレーダーを相対的にリスクの低い証券へと駆り立てていると指摘した。

  同氏は「投資家はダブルB級の中に潜伏しているようなものだ。それでも幾らか利回りを稼いでいるが、トリプルCに踏み込んで最も大きい信用リスクを負うことは必ずしもしない」と分析した。

Demand for safest junk bonds pushes yields to a near 2-year low

  同氏によると、米国債利回り急落もBB級社債に対する旺盛な需要の一因となっている。米国の10年国債利回りは今月に入り50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)余り低下し、1.5%を割り込んだ。

  名目利回りの「急激」な低下が、通常は投資適格債を買っている投資家を高利回り債市場に押しやったと話すアムンディ・パイオニアの高利回り債共同責任者、ケン・モナハン氏は、「通常はトリプルBを買っている投資家にとって、最も安全な場所はダブルBだ」と電話インタビューで述べた。

原題:Traders ‘Hiding Out in BBs’ Push Yields to Near 2-Year Low (1)(抜粋)

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