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Photographer: Akio Kon/Bloomberg

トランプ氏、日本車への新たな関税は「現時点」では検討していない

更新日時
  • 「私がそれを望めば後日可能だが、検討していない」-大統領
  • 「自動車業界が懸念する決着にはならない」-茂木再生相
Toyota Motor Corp. Rush vehicles bound for shipment sit at the Nagoya Port in Tokai, Aichi Prefecture, Japan, on Wednesday, June 12, 2019. Toyota brought forward an electrified-vehicle sales target by five years as demand picks up. The company expects to have annual sales of 5.5 million of such vehicles globally in 2025, compared with a previous target of 2030.
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

トランプ米大統領は26日、前日発表した日米貿易交渉の原則合意に関して、日本から輸入する自動車・同部品に新たな関税を課すことは「現時点」では考えていないと述べた。

  トランプ氏はフランス・ビアリッツでの主要7カ国首脳会議(G7サミット)閉幕に合わせた記者会見で、「それが合意を取りまとめた理由の一つだ」と発言。「私がそれを望めば後日可能だが、われわれはそれを検討していない。われわれは公正に扱われたいだけだ」と述べた。

  トランプ氏は25日の日米首脳会談後に両国が貿易交渉で原則合意したと発表した際、日本車に対する米国の関税措置に何ら変更はないと話していた。

  首脳会談に同席した茂木敏充再生相は帰国後の27日の会見で、「自動車業界にとって懸念となる形での決着にはならないと考えている」と指摘、「この問題については貿易交渉の仕上がり段階できちんと対応したい」と述べた。

  26日の記者会見でトランプ氏はまた、欧州連合(EU)との間の通商合意成立も「非常に近い」と述べた。「われわれは日本との間で素晴らしい取引をしたし、恐らくEUとの合意も非常に近い。なぜならEUは関税を望まないからだ。とてもシンプルな話だ。メルセデスベンツやBMWなどの車に関税をかけられたくないのだ」と言明。「EUとの間ではそうしたルートをたどる必要なしに取引することになるだろう。そうした経路をたどる必要があるかもしれないが、恐らくないだろう」と述べた。

原題:Trump Rejects New Tariffs on Japan Auto Imports ‘At This Moment’(抜粋)

(茂木再生相のコメントを4段落目に追加して更新しました)
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