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中国企業の見えない借金6500億ドル-公式統計を3分の1上回る

  • 公式には2兆ドルも、本土企業が本土外に置く子会社が負債抱える
  • 中国の債務返済リスクが過小評価されている可能性も-BNPの李氏

中国企業が積み上げた対外債務は公式統計より3分の1程度多く、債務返済が集中する2020年にかけ、中国の外貨準備を圧迫する可能性がある。

  ブルームバーグの算出によれば、公式データで把握されている対外債務2兆ドル(約210兆円)のほかに、本土企業が本土外に置く子会社が持つ6500億ドル前後の負債があり、その約7割は本土にある親会社や子会社などの事業体が保証している。

  期限が到来する債務は向こう数四半期に増え、20年1-6月(上期)だけで630億ドルに達する。

Pressure Mounting

  BNPパリバの季天鶴ストラテジスト(北京在勤)は「公式データ外にこうした負債があり、中国の債務返済リスクは過小評価されている可能性がある」と指摘しつつ、3兆1000億ドルに上る中国の外貨準備高はこうしたリスクをカバーするのに「十分だ」と述べた。

  国家外為管理局(SAFE)によると、中国は対外債務計算時にオフショア事業体の負債を含めていないが、これは世界的な標準に合致している。SAFEはブルームバーグの問い合わせに対し、こうしたオフショア事業体の資金調達も当局の監督下にあると書面で強調した。

Indebted Sectors

原題:China’s Companies Have Unseen Foreign Debt That’s Maturing Fast(抜粋)

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