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中国は介入示唆、香港の抗議デモ激化で警察は放水砲や催涙ガス使用

  • 香港で起きる暴動への介入は中国中央政府の権限かつ責任-新華社
  • 香港デモ、特別行政区基本法の転覆狙った「カラー革命」に-新華社

中国は香港の抗議デモ隊に対する部隊の利用も辞さないという、これまでで最強の警告を行った。「逃亡犯条例」改正案を巡る香港のデモが12回目の週末を迎えた中、警察とデモ隊の衝突では放水砲や催涙ガスが使われた。

  中国国営新華社通信は25日の論説で「香港で暴動が起きた場合、介入するのは中国中央政府の権限だけでなく、責任でもある」とし、こうした状況で中国政府の行動が必要だと説いた元最高指導者、鄧小平氏の発言を想起させる見解を示した。

Hong Kong Braces For the 12th Weekend of Protests In Tsuen Wan and Kwai Tsing

25日の荃湾地区での抗議デモで放水車の前に立つ警官

  トランプ大統領は8月13日、中国政府が香港との境界付近に部隊を移動させていることを示す米国の情報当局の報告を明らかにした。中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は15日、中国の中国人民武装警察部隊が「大規模演習」を前に深圳に集結しており、「多数の」装甲兵員輸送車やトラックなどが香港に隣接する市に向かっているのが見られたと伝えていた。

  新華社は25日の論説で、香港の抗議行動が特別行政区基本法の転覆を狙った「カラー革命」に転じたと指摘し、さらなる対応を講じる構えを示した。中国当局者は以前、香港の抗議デモは「カラー革命」の様相を一部帯びていると指摘していた。

原題:China Signals Intervention as Hong Kong’s Protests Intensify(抜粋)

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