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G7サミット開幕、貿易や気候変動など討議-意見隔たり埋まるか

更新日時
  • 米大統領、格差拡大など議長国フランスが設定した中心議題に不満か
  • 夕食会はうまくいった、進展があったとトランプ氏はツイート
G7 Summit in France
Photographer: picture alliance/picture alliance
G7 Summit in France
Photographer: picture alliance/picture alliance

先進7カ国首脳会議(G7サミット)が24日、フランスのビアリッツで開幕した。この日到着した首脳らは貿易から気候変動などさまざまな問題を討議するが、意見の隔たりはサミット開幕前から生じている。

  トランプ大統領は到着後に議長国フランスのマクロン大統領と昼食を共にし「皆、仲良くやっている」と述べたが、匿名で語った複数の米当局者によると、トランプ氏はマクロン氏が国内での支持率を高めるため、サミットの中心議題を気候変動や所得の格差拡大といったG7の本来のあり方から離れた分野に集中させたとして不満を抱いている。仏当局者はこれを否定している。

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昼食会でのトランプ米大統領(左)とマクロン仏大統領

   

  同日のG7夕食会は完全非公開で行われた。従来、側近らは隣室から首脳らの会話を聴くことができたが、今回は許されなかった。議長国のフランスは、首脳らが率直に話ができた1970年代当初の親密なスタイルでのサミットを予定していると説明している。

  トランプ米大統領は「世界の首脳との夕食会は非常にうまくいった。進展があった!」とツイートし、マクロン氏との昼食会も「われわれの間ではこれまでで最高の会合だった」と投稿した。

  仏当局者によると、夕食会での話題の大半は南米アマゾンでの火災が占め、その後イランやウクライナ、ロシアについて話し合われた。意見の集約は見られたという。25日は経済問題を中心に討議する。

  一方、ビアリッツに近いバイヨンヌでは、G7の経済政策や気候政策に対する抗議運動が置き、仏警察がこれに放水や催涙ガスで対応する場面もあった。

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バイヨンヌでの抗議活動

   

原題:Inside Macron’s Plan to Control G-7 and Lecture Trump on ClimateFrench Riot Police Fire Tear Gas on Protesters: G-7 Update、Trump Says ‘Progress Being Made’ at G-7 

(第5段落に夕食会の詳細を加えて更新します.)
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