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【NY外為】資源国通貨が下落、世界の成長懸念くすぶる-円上昇

更新日時

22日のニューヨーク外国為替市場では、資源国通貨が下落。世界的な成長懸念が続いている。米国の製造業活動を測る指数はほぼ10年ぶりの活動縮小を示したものの、一部の米金融当局者は米国には低金利が必要との見方に反対の考えを表明した。米国債市場では2年債と10年債で一時利回り逆転現象が起きた。

  • 主要10通貨では、ニュージーランド・ドルとオーストラリア・ドル、ノルウェー・クローネの下げが目立った
    • IHSマークイットが発表した8月の米製造業購買担当者指数(PMI)速報値は49.9。世界的に広がる製造業の不振があらためて確認された。欧州の製造業PMIは予想を上回ったものの、米国の数字の方が材料視された
  • カンザスシティー連銀のジョージ総裁ら米金融当局者3人が追加利下げに反対を表明。一方、市場では来月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での0.25ポイント利下げが完全に織り込まれている
    • 2年債と10年債の利回り逆転は2日連続で発生。タカ派的な発言を受けて、期間が短い債券が圧迫された。10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.61%
  • パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はワイオミング州ジャクソンホールでのカンザスシティー連銀主催シンポジウムで23日に講演する。金融政策の軌道を示唆する可能性がある
  • ニューヨーク時間午後4時37分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数はほぼ変わらず。ドルは主要10通貨の大半に対して上昇
  • ドルは対ユーロでほぼ変わらずの1ユーロ=1.1081ドル。対円では0.2%安の1ドル=106円43銭
  • ポンドは対主要通貨で全面高。英国の欧州連合(EU)離脱合意へ扉が開かれつつあるという、慎重ながら楽観が広がった

欧州時間の取引

  ユーロが上昇。フランスとドイツ、およびユーロ圏の製造業PMIがいずれも市場予想を上回ったことから、ユーロのショートスクイーズが発生した。

原題:Commodity Currencies Decline as Growth Fears Linger: Inside G-10(抜粋)
Euro Rises as PMI Data Leaves Traders Wrong-Footed: Inside G-10

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