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Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

ドイツ30年国債入札は「不吉な兆し」か-マイナス利回りで札割れ

  • 平均落札利回りはマイナス0.11%と史上初のマイナス圏に突入
  • ドイツ債務管理庁は発行額が「大き過ぎた」可能性を認めた
The River Main flows past commercial and residential property as skyscrapers stand in the financial district as the city skyline is seen from the 15th floor pantry area inside the European Central Bank (ECB) headquarters in Frankfurt, Germany, on Wednesday, Oct. 18, 2017. In a tweet with the hashtag #Brexit, Goldman Sachs Group Inc. Chief Executive Officer Lloyd Blankfein on Thursday hailed “great meetings” he had in Frankfurt and said he will spend a lot more time there.
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

ドイツ連邦国債30年物(表面利率0%、2050年償還)の入札が21日実施された。世界初となる利払いのない30年国債の入札は、応札額が予定していた発行額に届かない「札割れ」となり、ドイツ債務管理庁は予定額が「大き過ぎた」可能性を認めざるを得なくなった。

  平均落札利回りはマイナス0.11%とドイツ30年国債としては史上初のマイナス圏に突入。応札額は予定額20億ユーロ(約2364億円)の3分の1余りにとどまる8億2400万ユーロだった。今回の結果は、欧州諸国のマイナス利回りがついに国債需要を損ないつつあるのではないかという状況をうかがわせる。全世界では16兆ドル相当を上回る証券の利回りがマイナスとなる中で、グローバルな債券相場の上昇が止まりかねないと示唆する新たなサインとも受け取れる。

  INGグループの金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブベ氏は、欧州の債券発行の閑散期が終わる来月に目を向け、「これは現物債にとって不吉な兆しだと広く判断される」と指摘。「景気を再び拡大させる中央銀行の能力への不安というファンダメンタルな要因がなおそこにある」とした上で、今回の結果が「長期債利回りのターニングポイント」かどうかについては、まだ結論は出ていないと分析した。 

German 30-year bond yields have plunged into negative territory

原題:Germany Regrets Size of Bond That Pays Nothing as Auction Flops(抜粋)
Bunds Drop as Oversubscription Rate Falls at 30-Year Debt Sale

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