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ノルウェーSWF、2Qリターンは3%-金利低下見込む取引に移行

  • マイナス利回りの債券、保有の約4分の1占める
  • もはやベンチマークに対してデュレーションをショートにしていない

ノルウェーの政府系ファンド(SWF)は4-6月(第2四半期)のリターンがプラス3%となり、運用資産が2560億クローナ(約3兆400億円)増加した。第2四半期はまだ金融市場の混乱前。過去1カ月間で株価は急落し、債券利回りは0%を大きく下回る水準へと低下した。

  同ファンドの株式投資のリターンは3%、債券投資は同3.1%、不動産は0.8%だった。運用資産の内訳は株式が69.3%、債券が28%、不動産が2.7%。保有債券のうちマイナス利回りは約4分の1に相当する6000億クローナ余りに上るという。

  ファンドの副最高経営責任者(CEO)、トロン・グランデ氏は「期初は世界的な貿易、経済成長に対する不透明感がリターンを押し下げたが、期末に向かって相場は回復した。先進国の金融政策がより緩和的になるとの見通しが一部後押しした」と述べた。

  ファンドは長らく、金利上昇を見込むポートフォリオを組んできたが、これを変化させた。グランデ氏はデュレーションを約5年から約7年へと移行させ、もはやベンチマークに対してデュレーションをショートにしていないとし、金利低下で比較的多くの利益が得られる態勢をとっていることを明らかにした。

原題:Norway’s Wealth Fund Delivers $28.5 Billion Gain Ahead of Plunge(抜粋)
Norway’s $1 Trillion Wealth Fund Ends Bet on Higher Rates

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