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ポンド売り持ちブルーベイが解消-ジョンソン政権不信任、総選挙予測

  • 離脱期限が再び延期され、総選挙が行われる可能性が最も高いと予想
  • 議会再開後に不信任投票実施の見込みが強まっていると分析

ヘッジファンド運営会社ブルーベイ・アセット・マネジメントは、英国の政治的混乱の結果、欧州連合(EU)からの離脱期限が再び延期され、総選挙が行われる可能性が最も高いと予想し、3年間続けてきたポンドのショート(売り持ち)ポジションの解消を決めた。

  ブルーベイで最高投資責任者(CIO)を務めるマーク・ダウディング氏のトレードは、2016年6月の英国民投票でEU離脱が選択された後、ポンド相場が20%近く下落したことから成功裏に終わることになる。英EU離脱のリスクを市場が過小評価していると考えていた同氏が、ポンドのショートポジションについて最初に語ったのは、16年2月のことだ。

  「合意なき離脱」の可能性が高まったとの見方がポンド相場に打撃を与えているが、ダウディング氏は、10月31日の期限までに英国が離脱する確率は30%にすぎないと予測。ジョンソン政権は、離脱協定案の再交渉を求める働き掛けをEUから拒否された後、9月3日の議会再開後に不信任投票に直面する見込みが強まっていると同氏は分析する。

  ダウディング氏は「議員らが休暇から戻れば、政治状況がよりはっきりするだろうが、われわれは16年から続けてきたポンドのショートポジションをここ1週間ほどで閉じたところだ。離脱延期がより明確になれば、次のトレードはポンドのロング(買い持ち)になる可能性が高いとわれわれは考えている」と述べた。

Sterling fortunes could turn as Brexit delay prospects grow, says BlueBay

原題:Big Short Pays Off for BlueBay in Three-Year Bet Against Pound(抜粋)

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