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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

アジアに債務危機再来の「不吉」な兆候-マッキンゼーが警告

  • アジアの大半の国・地域で企業は債務返済ストレスに直面-リポート
  • 債務の拡大、銀行の脆弱性、シャドーバンキング慣行も懸念材料
The Oriental Pearl Tower, center left, Shanghai World Financial Center, center, and the Shanghai Tower, center right, stand among other buildings in the Lujiazui Financial District along the Pudong riverside in this aerial photograph taken above Shanghai, China, on Monday, April 2, 2018. China's sprawling local government financing system needs "crucial" reforms to increase consumption, build prosperity and encourage economic rebalancing, the International Monetary Fund said.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

アジアが債務危機に見舞われてから20年余りたった今、危機再来の「不吉」な兆候が見られると、グローバルコンサルティング会社マッキンゼーが警告している。

  マッキンゼーは8月のリポートで懸念材料の一部として、債務の拡大や借り入れ返済のストレス、銀行の脆弱(ぜいじゃく)性、シャドーバンキング(影の銀行)慣行を指摘。こうした圧力の高まりが「新たな危機を引き起こすのに十分」かどうかは現時点で不明だが、政府と企業は潜在的な要因を注視する必要があると、執筆者のジョイディープ・セングプタ、アーチャナ・セシャドリナサンの両氏が指摘した。

Debt Stress

Share of long-term debt of companies' with interest coverage ratio < 1.5,%

Source: McKinsey

  マッキンゼーはアジア太平洋11カ国・地域の企業2万3000社余りのバランスシートを調査し、これら大半の国・地域で企業が債務返済上の「大きなストレス」に直面している現状を把握。中国やインドなどではこうした圧力が2007年以降高まってきたが、米国や英国では急速に低下しているという。

  今回の分析では、インタレスト・カバレッジ・レシオが1.5倍未満の企業が保有する長期債務の割合に注目。この水準では、企業は利益の大部分を債務返済に充てているという。17年に中国、インド、インドネシアでは、長期債務の25%超をこうした企業が抱えていた。

原題:McKinsey Sees ‘Ominous’ Signs of Another Asian Debt Crisis(抜粋)

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