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LINE証券、きょうサービス開始ースマホ投資、初心者に照準

更新日時
  • アンドロイド先行でサービス提供開始、国内100銘柄とETFを用意
  • サービス内容考えると非常に競争力ある取引コスト-米永共同CEO
Line Corp. CEO Takeshi Idezawa Presents Full-year Earnings Figures
Photographer: Akio Kon/Bloomberg
Line Corp. CEO Takeshi Idezawa Presents Full-year Earnings Figures
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

LINE(ライン)と野村ホールディングスは20日、共同出資するLINE証券が同日サービスを開始したと発表した。スマートフォンなどのアプリを使った証券サービスを提供することで、月間8100万人を超えるライン利用者を中心に投資未経験者や投資初心者などの新たな顧客開拓を目指す。

  LINEが発表した資料によると、LINE証券は、アンドロイド先行でサービスの提供を開始。国内100銘柄に加え、TOPIXや不動産などの指数に連動する上場投資信託(ETF)9種類を用意している。多数の銘柄が3000円以下であるため、少額で投資することができる。平日午後9時まで即時注文・即時約定が可能。

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LINE証券がサービスを開始

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  LINE証券の米永吉和共同最高経営責任者(Co-CEO)は同日開いた会見で、サービス内容を考えると非常に競争力のある取引コストになっていると説明。米永氏によると、取引手数料は無料ながら、即時注文即時約定のサービス提供を可能にするため在庫を抱えることなどから、リスクを価格に上乗せして提供している。出入金はLINEペイ残高からも可能で投信の提供も検討中であることも明らかにした。

  落合紀貴Co-CEOは金融分野に進出する理由について、「LINEは全く新しいことをやるというよりは、すでにあったサービスを簡単、便利にしてきた会社だ。金融という領域はその意味で改善の余地が非常に大きい分野で、LINEが貢献できるのではと思った」と述べた。

  野村HD執行役員の池田肇氏は、直接のシナジーについて「野村証券に送客する仕組みはないが、投資経験者が増えることで、1800兆円の国民資産が投資に流れるムーブメントを起こせる可能性がある。その一部が野村証券に興味を持ってくれることを期待している」と話した。

  LINE証券は、ラインの金融子会社、LINEフィナンシャルが51%、野村HDが49%を出資している。

(会見での発言を追加して更新します.)
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