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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

米国、ファーウェイに対する制裁猶予を90日間延長-ロス商務長官

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An employee walks past a display providing the history of Huawei Technologies Co. at Huawei University, the company's training facility, in Dongguan, China, on Thursday, May 23, 2019. Huawei is seeking about $1 billion from a small group of lenders, its first major funding test after getting hit with U.S. curbs that threaten to cut off access to critical suppliers.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

米国は中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)に対する制裁措置の一部猶予の期間をさらに90日間延長する。ロス米商務長官が19日に明らかにした。地方のネットワークなど米国の顧客はこの間、ファーウェイとのビジネスを継続できる。

  ロス長官はFOXビジネスとのインタビューで、米国で一部の通信企業がファーウェイに「依存」しており、90日間の猶予が適切であると判断したと述べた。

  長官は「これらの企業がファーウェイ無しでもやっていけるよう、もう少し時間を与える」と発言。次の期限は11月19日前後になると説明した。同時に、商務省が「エンティティーリスト」にファーウェイの関連会社46社を追加する決定を下したことも明らかにした。

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ロス商務長官

  今回の制裁猶予延長は、国家安全保障上の広範な懸念に対処するものではない上、米半導体企業や他の主要サプライヤーが部品を中国に販売できるのかという、より大きな問題に答えているわけでもない。

  ファーウェイは今回の米国の決定について、「当社が不当に扱われてきている事実を変えるものではない。ファーウェイの事業に実質的な影響を与えることはないだろう」とのコメントを発表。さらに多くの同社関連会社をエンティティーリストに加えたことは「今この時期において、政治的な動機に基づいており、国家安全保障とは無関係だ」と主張した。

  トランプ大統領は18日、米国は「中国と非常にうまくやっており、話をしている」とした上で、通商協定に署名する用意はできていないと発言。ファーウェイについては、制裁猶予期間を延長する公算は小さいことを示唆していた。

  トランプ政権が5月にファーウェイをブラックリストに載せた数日後、商務省はファーウェイの米国内の顧客に3カ月間の暫定許可を与えた。これにより、米国の地方の通信事業者はファーウェイ製機器を引き続き使うことが可能となり、グーグルは基本ソフト(OS)「アンドロイド」のセキュリティー機能更新をファーウェイの携帯電話に提供することができた。

米国はファーウェイに対する制裁措置の一部猶予期間を90日間延長した

Source: Bloomberg)

原題:Ross Says U.S. to Ease Huawei Sanctions for Another 90 Days (3)(抜粋)

(第5段落にファーウェイの反応を追加して更新します.)
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