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短期の米国債を「最大限」ロング、積極的利下げ見込む-ペンダル

  • 利回りがどこまで低下するかを市場は「大きく過小評価」-ゴア氏
  • 9月に50bp利下げと予想、20年末までにはゼロにすると想定

資産運用会社ペンダル・グループのビマル・ゴア氏によれば、世界の債券相場上昇は終わっていない。短期米国債の値上がりが続くと見込む同氏は同短期債のポジションを「かなり最大限」のロングにし、オーストラリアとニュージーランドの短期債も保有しているという。

  ペンダルの債券・インカム・ディフェンシブ戦略責任者のゴア氏は先週のインタビューで、市場は利回りがどこまで低下するかを「大きく過小評価している」とし、金利低下を見込む取引には 「まだ多くの妙味がある」と語った。

Flattening pressure from Treasury curve is creeping into major Asian debt markets

  世界経済減速の兆候に加え、金融緩和で成長とインフレを後押しできるとの確信が弱まったことで、債券利回りは世界中で低下。米国債利回りは先週、長短逆転の場面があった。

  イールドカーブが逆転しなくなるためには、米連邦公開市場委員会(FOMC)が積極的に利下げして短期の利回りを引き下げるしかないと、ゴア氏は指摘する。同氏は9月に50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げを予想するほか、定例会合以外の利下げの可能性すらあるとみている。基調的な米経済は予想よりもはるかに弱く世界経済は急激に減速しており、米国債イールドカーブのフロントエンドのゆがみは銀行に問題を引き起こしていると同氏は指摘した。

  「2020年末までに、FOMCがフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標をゼロにし、その後マイナス0.5ポイントに引き下げると私なら考えるところだ」と同氏は述べた。

  そのほかの取引では、米ドルと円をロングにし、アジア通貨と人民元をショートにしているという。

原題:Bond Rally Still Has Legs for Manager Who Called Lower Yields(抜粋)

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