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PIMCOのアイバシン氏、長期債に慎重-この水準では「危険」

  • インカム・ファンドの7月31日以降の成績はマイナス1.07%
  • ベンチマークの指数との大きな違いはデュレーション

パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の最高投資責任者(CIO)、ダン・アイバシン氏が運用するPIMCOインカム・ファンドは今月の長期米国債値上がりによる機会を逸した。

  同ファンドの7月31日以降の成績はマイナス1.07%。ベンチマークとしているブルームバーグ・バークレイズ米国債総合指数は2.29%上昇だった。

  アイバシン氏は電子メールで「市場の複数の部分がファンダメンタルな視点から見て割高になった時は通常、われわれは慎重になる」と説明した。

  米国や世界経済が景気後退に向かっているとの懸念を背景に、先週は幅広く債券が値上がりした。30年物米国債利回りは過去最低を更新。10年物利回りは2016年7月に付けた過去最低に近づいた。アイバシン氏はこれについて、これ以上の相場上昇余地はあまりなく、逆転した場合は大きなリスクがあると指摘。「この水準は危険だ」とし、「もっと値上がりすることは確かにあり得るが、急反落の危険がある」と電子メールで記した。

  アルフレッド・ムラタ、ジョシュア・アンダーソン両氏と共同運用するインカム・ファンドがベンチマークの指数のパフォーマンスを下回る時期はあるが、同ファンドは長期的結果に重点を置いているとアイバシン氏は説明した。

  同ファンドと指数の大きな違いはデュレーションで、インカムファンドは7月31日時点で0.35年と短かった。同ファンドのプレゼンテーションが示した。

  

  

Pimco Income fell and the index rose as long-term Treasury rates plunged

原題:Why Ivascyn’s Pimco Income Fund Fell as Long Bonds Rallied(抜粋)

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