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ブラックロック、アルゼンチンの100年債投資で痛手か-相場急落

  • 100年債は今週29%下落、大統領選予備選で現職マクリ氏大敗受け
  • RBCやレッグ・メイソン 、ノースウエスタンも大口保有

ブラックロックは今から98年後に償還を迎えるアルゼンチン国債への投資で今週痛手を被った。アルゼンチンの100年債が記録的安値を付けたからだ。

  2017年に発行された100年債は15日と16日の値上がりを考慮しても、今週1週間で29%下落した。大口保有者にとっては大きな損失だ。ブルームバーグが集計したデータによると、ブラックロックのほか、カナダロイヤル銀行(RBC)、 レッグ・メイソンノースウエスタン・ミューチュアル・ライフ・インシュアランスなども大口保有者に名を連ねる。

  報告ベースで最大の保有者であるブラックロックの広報担当者はコメントを控えた。RBCとレッグ・メイソン 、ノースウエスタン・ミューチュアルの担当者に取材を試みたが返答はない。

Argentina's century bonds tumbled to record low this week after primary

  価格が回復するのを投資家が100年近く待てる点は一つの希望の兆しだが、その前に多くのことが起こり得る。野党のアルベルト・フェルナンデス候補がポピュリスト政策を復活させるとの懸念で、アルゼンチン債券の損失に備える保証コストは急騰。今後5年間でデフォルト(債務不履行)に陥る確率を80%と示唆する水準にあることをブルームバーグの集計データは示している。格付け会社フィッチ・レーティングスは16日、アルゼンチンには「かなりの」デフォルトリスクがあるとして、既にジャンク級(投機的水準)だった信用格付けをさらに引き下げた。

原題:
BlackRock Bet on Argentina Century Bond Battered by Sell-Off (1)(抜粋)

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