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GE株が大幅反発、会計問題の告発にアナリストらは懐疑的

大型複合企業、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の株価は16日の米市場で反発、一時10%近く上昇した。前日には財務問題の告発を受け、11%超下げて引けていた。ウォール街のアナリストはこの告発内容に懐疑的な見方を示し、ラリー・カルプ最高経営責任者(CEO)への信頼をあらためて確認した。

  ウィリアム・ブレアのアナリスト、ニコラス・ヘイマン氏はGEの財務諸表で財務状況や負債が故意に不正確に記されたとは考えられないとし、告発に疑問を呈した。費用約380億ドルが先に認識されているべきだったとの想定で、GEの財務状況を描写しようとする試みは、「よく言っても不誠実、悪く言えば非常に不正確だ」とヘイマン氏は記した。

GE shares bounce back as analysts defend company

  ハリー・マルコポロス氏は前日発表したリポートで、GE保険部門は直ちに準備金を現金で185億ドル(約1兆9700億円)積み増す必要があるほか、新会計ルールが導入された際には1050億ドル相当の非現金費用を計上する必要があると主張した。石油・ガスサービス企業ベーカー・ヒューズへの投資に関し、90億ドル余りの損失を隠しているとも主張している。マルコポロス氏は巨額詐欺で服役中のバーニー・マドフ受刑囚を告発したことで知られる。

  シティのアナリスト、アンドルー・カプロウィッツ氏もリポート自体、「欠陥が多い」との見方を示し、カルプCEOには経営を改善する能力があるとなお確信すると述べた。

  ベーカー・ヒューズの株価も上がり、一時は2%余りの上昇となった。

原題:GE Rebounds as Wall Street Pushes Back Against Allegations (1)(抜粋)

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