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ゴールドマン、「アジアの虎」の成長率見通しを引き下げ

  • 世界貿易へのエクスポージャーがもろ刃の剣となるかもしれない
  • 香港など4カ国・地域は生産移管がさほど追い風にならない公算

ゴールドマン・サックス・グループは「アジアの虎」と呼ばれる香港、シンガポール、韓国、台湾について成長率見通しを引き下げた。かつては世界経済へのエクスポージャーが強みの1つだったが、貿易摩擦に見舞われ世界の成長率が鈍化する中で今やそれが裏目に出ている。

  アンドルー・ティルトン氏らゴールドマンのエコノミストは4カ国・地域がいずれも「国内改革に加え、グローバル化に伴う状況やアジア太平洋地域の急速な経済発展から大きな追い風を受けた」と指摘。「ただプラスに働いたのと同じ要因で、最近は世界的な成長減速からやや大きな影響を受けている」と分析した。

  アジアの虎との呼び名は、4カ国・地域が1980年代と90年代に貿易を中心に急速な成長を遂げたことから付けられた。ゴールドマンによると、中国からの生産移管が進む貿易分散化で一部の国・地域は好影響を受ける可能性もあるが、その恩恵はベトナムなど中国と陸続きの東南アジア諸国に向かう可能性が高い。

  ゴールドマンの経済成長率の見通しは以下の通り。

Gloomy Outlook

Growth foreasts slashed for "Asian Tigers" on external headwinds

Source: Goldman Sachs research report (y/y, %)

原題:Goldman Cuts Growth Forecasts for Asia’s Four ‘Tiger’ Economies (抜粋)

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