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Photographer: TOSHIFUMI KITAMURA/AFP

日本株は小幅反発、米株先物高や政策期待-内需高く素材安い

更新日時
  • 米中は貿易で電話協議計画、ミネアポリス連銀総裁は政策刺激に傾く
  • 米S&P500種Eミニ先物は大幅高、米10年債利回りは一時1.5%割れ
Pedestrians are reflected on an electronics stock indicator at the window of a securities company in Tokyo on June 3, 2019. (Photo by Toshifumi KITAMURA / AFP) (Photo credit should read TOSHIFUMI KITAMURA/AFP/Getty Images)
Photographer: TOSHIFUMI KITAMURA/AFP

16日の東京株式相場は小幅に反発。米国株先物が上昇して株安懸念が後退、売られ過ぎた株価を見直す動きから情報・通信や食料品など内需ディフェンシブ関連が高くなった。金利低下メリットの不動産や建設も上昇。米金利低下から保険、非鉄など素材関連は安い。

  • TOPIXの終値は前日比1.44ポイント(0.1%)高の1485.29
  • 日経平均株価は13円16銭(0.1%)高の2万0418円81銭

〈きょうのポイント〉

  • 米大統領は中国の習主席と近く貿易問題で電話協議の計画
  • ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁、一段の政策刺激が必要との立場に傾く
  • アジア時間16日の米S&P500種Eミニ先物は大幅高
  • 15日の米10年債利回りは3年ぶりに一時1.5%を下回る
  • 7月の米小売売上高は前月比0.7%増、4カ月ぶりの大幅な増加
Inside the Tokyo Stock Exchange As Banks Continue Rally Following Yields Spike

東証内

  みずほ証券の倉持靖彦投資情報部長は「中国は景気が厳しく、農産物に関する米中交渉次第では、早ければ9月の国連総会で首脳会談の可能性が出てくる」と指摘。現在の株式市場はバリュエーションやテクニカルから利益確定売りを出さなければならない状況ではないとし、米中交渉進展や米利下げ観測が高まると「ショートカバーが入ってきやすい」と話した。

  TOPIXは今週に入って前日時点で1.3%下落。反動が出やすい中で投資資金は内需関連株に向かった。ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘調査部長は「まだ不安材料を抱えている雰囲気」としながらも「9月に米欧で利下げなどの声が聞こえてくれば、株式に対して少し前向きになってくる」と話す。

  ただ、上値を追う動きは限定的で、東証1部売買代金は1兆7811億円と8月に入って最も少なかった。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の三浦誠一投資ストラテジストは「米長期金利が1.5%台まで低下するなど投資家の資金は債券にシフトしている」とし、「最終需要の弱さから日本企業の通期業績下方リスクがあるため、投資家の押し目買い水準も下がってきている」と話していた。

小幅反発
  • 東証33業種では証券・商品先物取引や不動産、建設、その他金融、情報・通信、食料品が上昇
  • 保険やゴム製品、非鉄金属、ガラス・土石、化学は下落
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