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GE株急落、財務諸表に問題ありとマドフ事件の告発者 (訂正)

訂正済み

15日の米国株式市場で米ゼネラル・エレクトリック(GE)が急落。ほぼ4年ぶりの大幅安となった。空売りを手がけるヘッジファンドと取引している投資家が、GEは財務問題を隠ぺいしていると告発したことで売りがかさんだ。GE側は「根拠がない」主張だと反論した。

  ハリー・マルコポロス氏は、GEは保険部門の負債を過小報告しており、石油・ガスサービス企業ベーカー・ヒューズへの投資を正しく会計処理していないと主張している。同氏はかつて、バーニー・マドフ受刑囚による巨額ねずみ講が発覚する前から、同受刑囚の投資会社運営に問題があると指摘していたことで知られる。

  マルコポロス氏は15日発表したリポートで、GE保険部門は直ちに準備金を現金で185億ドル(約1兆9600億円)積み増す必要があると指摘し、新たな会計ルールが導入された際には105億ドル相当の非現金費用を計上する必要があると主張した。

  米株式市場でGE株価は一時15%超下落。下落幅が10%を超えた時点で空売り制限が発動した。

  GEは電子メールで、「GEについて直接の知識を持たない個人がこのように深刻で根拠のない主張をしたことに、当社では極めて深く失望している」と表明。「当社は最高水準の公正さをもって業務を遂行しており、財務報告の正確性に責任を持つ」と言明した。

  これより先にGEの財務問題を報じた米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、マルコポロス氏はあるヘッジファンドとビジネスを手掛けており、GE株が下落することで利益を得られる。同氏はファンド名については明らかにしていない。

原題:GE Sinks Most Since 2015 as Madoff Accuser Excoriates Accounting(抜粋)

(15日配信の記事で、告発者が主張する非現金費用の必要計上額を105億ドルに訂正します)
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