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きょうの国内市況(8月16日):株式、債券、為替市場

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●日本株は小幅反発、米株先物高や政策期待-内需高く素材安い

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  東京株式相場は小幅に反発。米国株先物が上昇して株安懸念が後退、売られ過ぎた株価を見直す動きから情報・通信や食料品など内需ディフェンシブ関連が高くなった。金利低下メリットの不動産や建設も上昇。米金利低下から保険、非鉄など素材関連は安い。

  • TOPIXの終値は前日比1.44ポイント(0.1%)高の1485.29
  • 日経平均株価は13円16銭(0.1%)高の2万0418円81銭

  みずほ証券の倉持靖彦投資情報部長は「中国は景気が厳しく、農産物に関する米中交渉次第では、早ければ9月の国連総会で首脳会談の可能性が出てくる」と指摘。現在の株式市場はバリュエーションやテクニカルから利益確定売りを出さなければならない状況ではないとし、米中交渉進展や米利下げ観測が高まると「ショートカバーが入ってきやすい」と話した。

  • 東証33業種では証券・商品先物取引や不動産、建設、その他金融、情報・通信、食料品が上昇
  • 保険やゴム製品、非鉄金属、ガラス・土石、化学は下落

●債券下落、弱めのオペ結果や米金利反発でー超長期に反動売りとの声も

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  債券相場は下落。長期金利は約3年ぶりの低水準を付けた後、上昇に転じた。前日に欧米金利が一段と低下したことを受けて買いが先行したものの、その後は日本銀行が減額して実施した国債買い入れの結果が弱めだった上、米国長期金利が時間外取引で上昇したことを受けて売りが優勢になった。

  • 長期国債先物9月物の終値は6銭安の154円85銭。午前の日銀オペ通知後に一時155円01銭と最高値に接近も、午後は154円79銭まで下落
  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.235%。午前はマイナス0.255%と、2016年7月以来の低水準
  • 新発20年債利回り一時2bp上昇の0.085%、新発30年債利回りは3bp高い0.185%まで上昇

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 日銀オペの結果が午前の水準に比べて弱めだった上、東京時間に米国債先物が売られたことが午後の相場に影響した
  • 超長期ゾーンは先週半ばからブルフラット(平たん)化していたので反動もあるだろう
  • もっとも、日銀がオペを減額した効果はなく、来週も大幅な金利上昇は見込みづらい

国債買い入れオペ

  • 対象は残存5年超10年以下、買い入れ額は4500億円と前回から300億円減額
  • 応札倍率は前回2.56倍を上回る3.00倍、案分落札利回り格差はマイナス0.007%

  
●ドル・円106円台前半、市場の関心は来週の米FRB議長の講演に

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=106円台前半で小動き。日本銀行が長期国債買い入れオペを減額し、金利低下を抑制する姿勢を示したものの、相場の反応は限定的だった。市場関係者からはむしろ来週23日に行われるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演に関心を示す声が聞かれた。

  • ドル・円は午後3時現在、前日比ほぼ変わらずの106円10銭。106円03銭まで売りが先行した後、106円27銭まで一時戻したが、再び弱含んだ
  • ユーロ・ドルはほぼ変わらずの1ユーロ=1.1104ドル。ユーロ・円はほぼ変わらずの1ユーロ=117円81銭

りそな銀行市場企画部の梶田伸介チーフストラテジスト

  • 日銀オペは減額も織り込まれていた可能性があり影響は限定的。減額ペースを速めなければ為替相場は反応しようがない
  • ドル・円は欧米金利が低下する中で意外と底堅い。欧米金利対比で日本の金利低下が限定的でドル・円の上値を抑制。一方、金融緩和期待で欧米金利が下がっている面もあり、それがリスク資産やドル・円を支えている面も

  
  

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