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Photographer: Akio Kon

【NY外為】円やフランが高い、世界経済の悪化懸念-ドルも上昇

更新日時
Japanese 10,000 yen banknotes are arranged for a photograph in Kawasaki, Kanagawa Prefecture, Japan, on Tuesday, July 9, 2013. Economists are ditching forecasts for the Bank of Japan to further expand its record easing this year amid signs that a recovering economy may spur inflation.
Photographer: Akio Kon

14日のニューヨーク外国為替市場では、円とスイス・フランといった逃避先通貨とドルが上昇。米国債の利回りで逆イールド現象が起きるなど、世界経済を巡る憂慮すべき兆候が示されたことが手掛かり。米株式相場は大きく下げた。

  • この日は景気に関する悪いシグナルが強まった。米10年債利回りは2年債利回りを下回った。リセッション(景気後退)の兆候とされる逆イールドの現象は、英国でも発生。中国とドイツでの低調な経済データも懸念を強める一因となった
  • ニューヨーク時間午後4時40分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%上昇
  • 円は主要10通貨のうち最大の上げ。ドルは対円で一時1%下落。2番目に高いのはフランで、ドルは対フランで一時0.6%下げた
  • ロス米商務長官は9月にワシントンで再開されることになっている米中の貿易協議について、具体的な日程は設定されていないと発言
  • 香港での抗議活動が激化したことを受け、米国務省は香港への渡航に関して注意を呼び掛けた
  • 米10年債は一時13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて1.57%と、2016年9月以来の低水準。30年債利回りは過去最低となる2.01%を付けた
  • 円は対ドルで0.7%高の1ドル=105円95銭
  • ユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.1133ドル
  • オーストラリア・ドルとカナダ・ドルは下落。原油相場の値下がりが影響
Yen strengthened as U.S. yield curve inverted

欧州時間の取引

  欧州時間も円やフランが上昇。一方で資源国通貨は下落した。中国の経済データが軟調だったことや、米政権による対中関税の一部発動延期でも貿易戦争が沈静化するのはほんの一時的との懸念が背景にある。

原題:Dollar and FX Havens Advance as U.S. Stocks Slump: Inside G-10(抜粋)

Havens Gain as Traders Unconvinced by Tariff Relief: Inside G-10

(情報を追加し、更新します.)
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