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米国ゼロ金利見込むオプション需要が拡大-長期の緩和サイクルを想定

  • 21年12月以降期限のコールオプションの未決済建玉は100万枚超
  • 21年終盤まで下限ゼロに据え置くと見込むオプション125万ドル取引

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は先日、2008年以来で初の利下げについて長期の緩和サイクルの始まりとは考えていないと述べた。しかしユーロドルオプション市場では政策金利が再びゼロになり当分そこにとどまることを見込んだヘッジの需要が高まっている。

  2021年12月以降が期限のコールオプションの未決済建玉は100万枚を超えた。大部分が現在はアウト・オブ・ザ・マネーだが、パウエル議長が間違っていた場合はイン・ザ・マネーになる。9日と12日には当局が今年さらに3回0.25ポイント利下げを決定し、来年は少なくとも4回引き下げ、2021年終盤まで下限ゼロに据え置くと見込むオプション125万ドル(約1億3300万円)相当が購入された。先週は同様のシナリオをヘッジする22年6月限のユーロドルオプションが取引された。

Demand for longer-dated dovish hedges is climbing

  パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は先週、米国債利回りが最終的にマイナスになる可能性があると考える陣営に加わった。銀行は年末の米国債利回り予想を引き下げつつあり、UBSは12日に10年国債利回りの目標を1.25%に下方修正した。貿易摩擦の激化と欧州の低利回りに伴う圧力を指摘した。

原題:Hedging for U.S. Rates at Zero Lower Bound Gains Traction(抜粋)

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