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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

リセッション懸念が2011年以来の高水準、バブルのリスク広がる-調査

  • 12カ月内の景気後退の可能性高いと3分の1が回答
  • 中銀由来のバブルのリスク、社債と国債が特に大きい
A jogger runs along the Hudson River Waterfront Walkway in Jersey City, New Jersey, U.S., on Monday, July 29, 2019. U.S. stocks fell and Treasuries rose as investors sought clarity on the latest trade policy from the Trump administration and digested the latest jobs report.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

長年の緩和的金融政策で多くの主要資産のバリュエーションが危険なほど伸び切っているように見える現在、リセッション(景気後退)への懸念が投資家の間で広がっている。バンク・オブ・アメリカ(BofA)の最新調査が示した。

  8月に実施した調査に答えたファンドマネジャーの約3分の1は、今後12カ月の間に世界的な景気後退が起こる可能性が高いと考えている。これは欧州がソブリン危機に陥っていた2011年以来の高い割合。 BofAのリポートによれば、最大のテールリスクとして貿易戦争がリストのトップに浮上、金融政策の能力不足がそれに続いた。

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  今月の米中貿易戦争激化は投資家を安全資産へと追いやった。世界の中央銀行は今年、景気を下支えしようとさらなる金融緩和を約束している。しかしこのような取り組みは、主要市場におけるバブルの脅威も高めた。

  調査に回答したファンドマネジャーは社債と国債が特に、金融政策に起因するバブルのリスクが大きいとみている。次いで米国株と金。一方、財政政策が過度に景気刺激的であるとの見方は11%のみだった。

  景気低迷懸念の中、ファンドマネジャーらは債券に対して2008年以降で最も強気だった。43%が今後12カ月での短期金利の低下を予想、長期金利の上昇を予測したのはわずか9%だった。

  合計資産4550億ドル(約48兆5000億円)に及ぶ171のファンドマネージャーが調査に答えた。

原題:Recession Fears Spike to 2011 High as Risk of Bubbles Spreads(抜粋)

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