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米国株高・債券安、米が対中関税を一部延期

更新日時
Stock Market Marks Longest Bull Market In U.S. History
Photographer: Drew Angerer/Getty Images North America
Stock Market Marks Longest Bull Market In U.S. History
Photographer: Drew Angerer/Getty Images North America

13日の米金融市場では株式相場が反発する一方、米国債が反落。中国からの輸入品に賦課する10%の追加関税について、一部品目で発動を延期するとのトランプ米政権の発表に反応した。

  • 米国株は反発、米の対中関税一部延期で買い膨らむ
  • 米国債は反落-10年債利回り1.70%
  • NY原油は大幅続伸、米の対中関税一部延期で見通し好転
  • NY金先物は反落、対中関税の一部延期で逃避需要が後退

  S&P500種株価指数は3営業日ぶりに上昇。米国の発表を受け、一時は上昇率が2%を超えた。発動延期の対象には、年末商戦での人気商品が数多く含まれる。アップル、ベスト・バイ、ギャップ、ハズブロなど幅広い消費者関連株が買われ、株価指数上昇をけん引した。

  S&P500種株価指数は前日比1.5%高の2926.32。ダウ工業株30種平均は372.54ドル(1.4%)高の26279.91ドル。ナスダック総合指数は2%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.70%。

  対中関税の一部延期の報道を受け、ここ1週間余り売り圧力に押されていた高リスク資産への需要がにわかに高まった。トランプ大統領は、米中が行った電話会議が「非常に生産的」だったとも述べた。

  ベアードのチーフ投資ストラテジスト、ブルース・ビトルズ氏は「このニュースが上向きのボラティリティーをもたらした」とコメント。「この材料が持続し、両国が本当に通商合意に向かう場合、これは非常に重要な進展で、最高値更新も可能になる」と語った。

  ニューヨーク原油先物相場は大幅続伸。膠着(こうちゃく)状態にある米中通商対立が和らぐ兆候が追い風となった。米国は一部品目に関し対中関税発動を延期すると決定。一方の中国は、両国が2週間以内に通商問題を電話で協議すると発表した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は2.17ドル(4%)高の1バレル=57.10ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント10月限は2.73ドル高の61.30ドル。日中は1月9日以来の大幅高となる場面があった。

  ニューヨーク金先物相場は反落。米国が対中追加関税の発動を一部品目に関し延期したことで、安全逃避資産としての金の需要が後退した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.2%安の1オンス=1514.10ドルで終了。日中は1.9%高となる場面があった。 

原題:Stocks Rally, Treasuries Tumble on Tariff Delay: Markets Wrap(抜粋)
Oil Leaps Most in 7 Months as Tariff Delay Brightens Outlook
Gold Sags as U.S. Tariff Delay Drains Haven Demand; Copper Jumps

(第4・5段落に追加情報を挿入、相場を更新します.)
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