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スイス中銀、為替介入の次は利下げか-フラン上昇抑制へ、臆測広がる

  • エコノミスト5人、今四半期中の利下げを予想-ブルームバーグ調査
  • ECBは追加緩和に動く公算、フランをさらに圧迫も

スイス・フランが有害な領域へ上昇しないようにするには、スイス国立銀行(SNB、中央銀行)は外国為替市場に大量の資金をつぎ込むだけでは済まされない可能性がある。

  フランが対ユーロで2017年以来の高値に上昇したことを受け、SNBはここ最近に為替介入に動いたことがデータに示唆されている。SNBはこれに加えて政策金利を引き下げるとの見方が、エコノミストの間では強まった。ブルームバーグがまとめた月間調査では、回答者17人のうち5人が今四半期中に最大25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げがあると予想している。先月は1人だった。

The Swiss franc has risen to a two-year high against the euro

  フランはユーロに対して過去3カ月間で4%超上昇しており、欧州中央銀行(ECB)は追加緩和に踏み切ると予想されている。こうした状況の中、SNBがフラン上昇を抑制するために行動を起こす可能性が注目されている。市中銀行がSNBに預ける要求払い預金(サイトデポジット)は先週約28億フラン(約3060億円)急増。約2年ぶりの大幅な増額で、SNBが為替市場に介入した兆候と受け止められた。

  スイスの政策金利は主要中銀の中でも最低のマイナス0.75%だが、UBSグループやライファイゼン・バンク・インターナショナル、J・サフラ・サラシンなどは、SNBが為替介入に続いて利下げに踏み切ると予想している。次回金融政策会合は9月19日の予定。

原題:SNB Likely to Follow Interventions With Interest-Rate Cut (2)(抜粋)

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