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世界金融危機以来で最大のリスク、貿易戦争は「愚か」-サマーズ氏

  • 米中通商摩擦は「サドマゾ的な愚かな貿易紛争」だとサマーズ氏
  • 今の進路のままでは米経済の悪化は避けられないだろうと同氏

サマーズ元米財務長官は11日、貿易を巡る緊張が引き続き高まる中で、米国と世界経済は約10年前の世界金融危機以来で最も大きなリスクにさらされていると語った。

  同氏はCNNテレビの番組「ファリード・ザカリア・GPS」とのインタビューで、米中通商摩擦を「サドマゾ的な愚かな貿易紛争」だと述べ、「大きな利益を得られる可能性が極めて低いにもかかわらず、不確実性や投資および雇用創出の減少という点で非常に多くを失っている」と指摘。「われわれの現在の進路のせいで、米国の勤労者はより貧しくなり、米企業の収益性は低下し、米経済は悪化することは間違いないと思う」と主張した。

  サマーズ氏はその上で、そのようなリスクが存在するものの、前回のリセッション(景気後退)に匹敵するような規模の危機になれば大変な驚きだろうと発言した。

原題:Economy at Riskiest Point in a Decade, Lawrence Summers Says(抜粋)

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