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ウーバー、4-6月期は52億ドルの赤字-売上高は市場予想下回る

更新日時
  • 4-6月期調整後売上高は12%増、過去最低の伸び
  • 配車需要の指標「グロスブッキング」は31%増加
Uber Technologies Inc. App-Based Transportation Ahead Of Earnings Figures
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg
Uber Technologies Inc. App-Based Transportation Ahead Of Earnings Figures
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

配車サービスのウーバー・テクノロジーズが8日公表した4-6月(第2四半期)決算では、調整後売上高が市場予想に届かず、純損益は52億4000万ドル(約5550億円)の赤字だった。過去最大の赤字を記録した同社は、成長性や早期の黒字転換の可能性を投資家に確信させることはできなかった。

  損失の大部分は、5月の新規株式公開(IPO)に関連する株式ベースの報酬によるもので、これは新規上場企業にとってお決まりの費用。金利や税金などの費用を除いた調整後ベースの損失は2倍強の6億5600万ドルに増加したが、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の9億7910万ドルほどには膨らまなかった。

  実際に懸念を高めたのは、ウーバーの期待外れの増収率だ。4-6月期の調整後売上高は前年同期比12%増の28億7000万ドルと、同社としては過去最低の伸び率。アナリスト予想平均は30億5000万ドルだった。

  ウーバーは株式公開から3カ月弱だが、投資家は同社の成長がどれだけ続くか疑問視している。同社は先週、マーケティング部門で約400人を削減すると発表した。ダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は投資家の懸念を認めた上で、ウーバーのビジネスは「当社クラスの規模の企業にとって喉から手が出るほど欲しい成長率だ」とコメントした。

  決算発表後の電話会議では、潜在成長力の兆しも強調した。配車需要の重要な指標である「グロスブッキング」は、31%増加して157億6000万ドル。ウーバーの見通しでは、通期のグロスブッキングは650億-670億ドルで、伸びが持続するとしている。

  コスロシャヒCEOはまた、市場シェア獲得競争は緩和されつつあるとし、「競争環境の改善が見られることは確かだ」と指摘。同社は今年の通期損失が調整後ベースで30億-32億ドルと予想しており、同CEOは「2019年が当社の投資のピークとなり」、「20年と21年に損失は減る」との見通しを示した。

原題:Uber Posts $5.2 Billion Quarterly Loss and Disappointing Sales (抜粋)

(コスロシャヒCEOのコメントなどを追加して更新します.)
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