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ヘッジファンド、16年以降で最も弱気-ポジションの大半がショート

  • ネットレバレッジは16年2月以来の低水準に低下
  • リスク意欲の指標であるグロスレバレッジは高水準を維持

株価がここ1週間で下落したため、 ヘッジファンドは強気とは言い難いスタンスを取った。ショート(売り持ち)ポジションを強化しているほか、ロング(買い持ち)ポジションを絞り込んだ銘柄グループに限定している。

  モルガン・スタンレーのプライムブローカレッジ部門が集計したデータによると、ヘッジファンドのショートポジションに対するロングポジションの比率であるネットレバレッジは、2016年2月以来の低水準に低下した。一方、ロングポジションとショートポジションの両方を合計したリスク意欲の指標であるグロスレバレッジは、10年以降75パーセンタイル超の水準を維持している。

  そのため、ヘッジファンドの株式エクスポージャーは引き続き高水準にあるものの、ポジションの大部分がショートということになる。一方、ヘッジファンドのロングポジションが少数の銘柄に集中し、投資家による一斉脱出への懸念を生じさせるような水準に達している。

  アルファ・セオリー・アドバイザーズのプレジデント、ベンジャミン・ダン氏は、高いグロスレバレッジについて「全ての人が同じ取引の同じサイドにあればリスクとなる」と指摘。低いネットレバレッジは「運用者が市場の短期的な方向性を懸念していることを示している」とし、「今後6カ月間の見通しは間違いなくずっと暗くなっている」との見方を示した。

Most shorted stocks have trailed the market this year

原題:Hedge Funds Turn Most Bearish Since 2016, Hone Long Stock Bets(抜粋)

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