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FRB、即時決済システムの開発を計画-大手銀のシステムと競合へ

  • 「FedNow」はいつでも即時に資金を移動可能
  • 2023年ないし24年にサービスを開始する予定
Federal Reserve Lowers Key Rate By Three Quarters Of A Point
Photographer: Chip Somodevilla/Getty Images North America

米金融当局は5日、即時資金決済システムを開発する計画を発表した。同システムは大手銀行の共同事業体と競合することになるため、大手銀は計画阻止に向け強力なロビー活動を展開していた。

  連邦準備制度理事会(FRB)の5日の発表資料によれば、2023年ないし24年にサービス開始予定の即時資金決済システム「FedNow」では365日24時間いつでも即時に資金移動が可能であり、消費者や企業は資金管理や時間的制約のある決済を一段と柔軟に行えるようになる。

  ブレイナードFRB理事はカンザスシティー連銀での講演で、「資金の即時利用は、年金生活者や給料ぎりぎりの生活をしている世帯にとって特に重要になり得る。返済のための資金を手にするのに数日かかれば、貸越手数料や延滞料が生じる可能性がある」と説明した。

  FRBは同計画の意見公募を4対1で可決した。反対票を投じたのはクオールズ副議長(銀行監督担当)だった。

  シティグループやウェルズ・ファーゴなど大手銀の共同事業体「クリアリング・ハウス」は2017年に即時決済サービスの「リアルタイム・ペイメンツ」を導入した。

原題:Fed’s Real-Time Payments System to Compete With Wall Street (2)(抜粋)

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