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半導体株が下落、貿易摩擦エスカレートが弱材料に加わる

5日の米市場で半導体株が下落し、前週からの下げ幅を拡大した。米中貿易戦争のエスカレートで業界への逆風が強まっている。

  下落は幅広い半導体銘柄に及び、フィラデルフィア半導体株指数は5営業日続落と、昨年10月以降で最長の連続安。前週末比の下落率は一時4%を超えた。同指数はこの5営業日で10%余り下げている。半導体メーカーの多くにとっては中国が主要市場またはサプライチェーンの要所であるため、足元では貿易摩擦が株価下落の主因になっている。

  個別では日中、インテルが4%安、テキサス・インスツルメンツが4.2%安となった。いずれも5営業日続落となる。このほかマイクロン・テクノロジーエヌビディアも大幅下落。

Trade tensions have pressured the group

  5日の市場では、世界の半導体売上高合計が6月に前年同月比17.7%減少したことを示す米半導体工業会(SIA)のデータも材料視された。

  企業業績を見ると最近、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が通期の売上高予想を下方修正したほか、クアルコムがアナリスト予想を下回る第4四半期売上高見通しを示している。5日にはオン・セミコンダクターが一時11%安。4日発表した第2四半期決算が市場予想に届かなかったことと、弱い第3四半期見通しを示したことが響いた。

原題:Chipmakers Tumble as Trade Tensions Add to Recent Concerns (2)(抜粋)

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