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米ISM非製造業景況指数:7月は53.7に低下-約3年ぶり低水準

更新日時

米供給管理協会(ISM)が5日発表した7月の非製造業景況指数は前月から低下し、ほぼ3年ぶりの低水準となった。新規受注が2カ月連続で減速した。

キーポイント
  • 7月の非製造業総合景況指数は53.7に低下-2016年8月以来の低水準
    • ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値(55.5)を下回る
    • 前月は55.1
  • 項目別では、新規受注と景況指数もほぼ3年ぶり低水準
  • 同指数は50が活動の拡大と縮小の境目を示す


U.S. services gauge retreats, joins manufacturing as weakest since 2016

インサイト

  • 先週発表された7月のISM製造業総合景況指数も軟調で、4カ月連続での活動減速を示していた。米金融当局は景気に対するリスクの高まりを指摘しているが、ISMの製造業・非製造業指数でもそうした状況が示された格好だ
  • 世界経済の低迷や米中貿易摩擦の影響はこれまで製造業でより顕著に見られているが、金融当局はこの影響がサービス業の分野にも拡大することを懸念している。サービス業には小売りやヘルスケア、建設といった業界が含まれ、経済全体の約90%を占める
  • このほかISM非製造業景況指数の項目別では、在庫指数も昨年12月以来の大幅な低下となった
  • 輸出受注も低下。米国のサービスや商品に対する海外からの需要減退が反映された。トランプ大統領は先週、中国製品3000億ドル(約31兆8000億円)相当に対し9月1日から10%の関税を新たに課すと発表。対象品リストにはノート型パソコンや衣料品といった消費関連製品が含まれる見通しで、米小売企業により直接的な影響が及ぶ

担当者の見解

  • ISM非製造業調査委員会のアンソニー・ニーブス委員長:
    • 「経済全般が減速している」
    • ただ「どの指数も活動の縮小は示していない」

詳細

  • 景況指数は5.1ポイント下げて53.1と、16年8月以来の低水準
  • 輸出受注は3月以来の低水準-今後の米貿易赤字改善が厳しいことを示唆
  • 雇用は上昇し、ほぼ唯一明るさが示された分野
  • 仕入れ価格指数は56.5(前月58.9)に低下-低下幅は3カ月で最大
  • 統計の詳細は表をご覧ください

原題:U.S. Services Join Factories With Slowest Growth Since 2016 (1)(抜粋)

(統計の詳細や背景を追加し、更新します.)
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