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人民元が下落、約10年ぶりの1ドル=7元台-オフショアでは最安値

  • 中心レート、6.9元より元安方向-昨年12月以来
  • 人民銀に短期的に元を安定維持する必要性ないとみずほ銀の張氏

中国人民元は5日、ドルに対し下落し、2008年以来約10年ぶりの1ドル=7元台となった。中国人民銀行(中央銀行)がこの日の人民元中心レートを昨年12月以降で初めて1ドル=6.9元より元安方向に設定した。

  オフショア取引でも人民元は7元を超える元安水準と、オフショア人民元としての過去最安値を更新している。

China's yuan weakens past 7 per U.S. dollar for first time since 2008

  先週の本土市場では人民元は0.9%値下がり。トランプ米大統領が新たな対中関税を課す方針を突然発表したことが響いた。中国は米国が実際に追加関税に踏み切れば、対抗措置を講じると表明した。

  みずほ銀行の張建泰シニア通貨ストラテジストは、「関税引き上げは報復合戦が繰り返されることと貿易交渉の停止を示唆しており、人民銀は短期的に人民元相場を安定維持する必要性を見いだしていない」と述べた。

原題:China’s Offshore Yuan Tumbles Past 7 per Dollar to Record Low(抜粋)

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